Archive for 11月 30th, 2014

エンジンを冷却(冷やす)はなし。

Posted 2014年11月30日 By cls-holand

先日、プレオのラジエーターの液漏れの件を載せました。

 

そこで、ふと思ったのが、ラジエター液ってなに?って

絶対に必要なもの?っていう初心者のかたの疑問です。

 

ラジエターっていうのはエンジンが加熱して熱が上がりすぎないように

冷やすための部品です。

内燃エンジン(普通の車のエンジンと考えてください。)はエンジンの

中で燃料を燃焼させてそれが燃えるときに出すエネルギーを直接動力に

変えます。(荒っぽい説明ですが・・・。)

 

車のエンジンはその代表的なもので、エンジンの中で爆発が常に起こっています。

爆発が起こっていることで、エンジンは加熱し続けます。

そのままほおっておくと、その熱でエンジン内部から溶けてしまい壊れます。

 

なので、ある程度のところで収まるように冷やします。

 

冷やし方は 二通り。

空冷と水冷です。

 

空冷とは、エンジンそのものに風を当てて冷やす方法。

初期の飛行機や自動車、バイクに採用されていました。

640px-Le_Rhone_9C初期の航空機エンジンです。今の飛行機だとエンジンからプロペラが出ていて

プロペラが回転しますが、これはエンジンを冷やすためにエンジンとプロペラが

一体化していて、一緒に回ってエンジンに風をあてて冷やします。

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バイクのエンジンの表面の部分です。

エンジン本体の表面にフィン(羽根)をつけて、熱を拡散する面積を増やして

そこに風があたることで冷やします。

 

水冷とは、エンジンの中に水が通る穴を作り、そこへ水を流して冷やす方法。

現在の車の主流になっている方法です。

熱を持った水はラジエターにまわりそこで冷やされてまたエンジンへ戻って

エンジンを冷やします。

ラジエターが空冷エンジンのフィンの役目をします。

 

このように、エンジンはある程度の温度を保つことで性能を発揮します。

そのために余分な熱は強制的に排除するという事です。

 

このエンジンで作られたエネルギーで熱になってしまうものがかなりの割合を

占めます。熱となったものが動力に活かされればもっと性能があがります。

基本的なことですが、エンジンを研究するメーカーは長年、この課題に挑戦しつ

づけているのです。

 

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車室内の曇り止め。使います?

Posted 2014年11月30日 By cls-holand

最近、寒くなってきたので、雨模様の時に窓ガラスが曇る時があります。

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朝露がついているようなものは、

外側なので、ワイパーを動かせばシャシャーって水滴はなくなります。

 

でも、室内はというと、

 

曇った時に、雑巾で拭く・・・・・・(面倒なのでしません)

曇らないように外気導入にしておく・・・・・・(冷気が入るのでしません)

曇り止めを塗布しておく・・・・・・(お金をわざわざかけたくない)

 

いやぁ・・・わがままですね。

 

では、

 

どうするか?

 

エアコンを入れます。

 

最近はオートエアコンの場合は温度だけを合わせるだけでOKですね。

 

そうでない場合は、

 

エアコン(AC)スイッチをONにします。

 

ACってクーラーじゃないの?

冷やしてどうすんの?

って言われるかもしれませんが、

 

ACは温度調整の温度を上げても作動します。

 

つまり、AC=コンプレッサを作動させて、

 

除湿してしまう!ということです。

 

曇りは室内の湿度が高くなって発生しますから、

除湿をして湿気をとれば曇りは解消されます。

 

エアコンの設定温度を上げていても、冷気が出たり

温度が下がるなんてことはありませんので、

活用してみればいかがでしょう。

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