何事にも限度というのがありまして
タイヤの空気圧って普段チェックされていますか?
給油の時とかたまにチェックする、してもらうのがお勧めです。
ホランドでも無料で点検していますので、お気軽に来店していただければと思います。
と、ここで終わればふつーーーーーのお知らせや宣伝です。
以前、勤めていた場所でのお話です。
とあるお客様から空気圧のチェックを依頼され対応しました。
そこで、お客様より高めに設定するように指示を受けまして標準より高め
(※だいたい該当車両の規定値の10%増しくらい)に設定しました。
これくらいでどうですか?とお尋ねしたところ、OKとの事でその時は終了しました。
これだと、普通なんです。
このお客様ですが、給油や洗車で来店される度にタイヤの空気圧のチェックを依頼されます。
まぁ、これも安全の為には基本ともいえます。
では、なにが?
・・・・・・・・・・・・・。
回数を重ねるたびにちょっと高めに・・・。
「入ってますけど?」
「いやいや、今よりちょっと高めにしといて・・・。」
「燃費よくなるやん。」
「それはそうですけど、デメリットもありますよ?」
「ええからええから」
というような会話が
毎回、、、、、、。
高いと転がり抵抗が下がり燃費がよくなります。
しかし、接地面積の減少や変摩耗など、悪影響がでてきます。
なのでそのあたりをいいんですか?安全にもかかわります。
と説明しましたが高め高めへと上っていきました。
普通の標準タイヤでしたので、だいたい数値として
2.1 から 2.4 が普通です。それ以上は車の標準設定でない限り上げることはありません。
扁平率の低いタイヤなどはもっと高かったりします。
で、そのお客様ですが、
3.0 にしてました。
高すぎるって・・・。
安全上のこともあり、
やめときましょうと話をしても
「いや、、、俺はこれでええねん。」の一点張り。
さらに、、、。
「まだこれでも低い、、、。」!!!!!
こんな感じでしたが、それ以上はお断りしていました。
3.0っていう数値ではタイヤが破裂するとかそういう危険性はありませんが、
走行上の安全性への問題などがありこの馴染みのお客様のように
どうしてもそれでという以外は普通しません。
しばらくして、そのお客様ですが、身の回りの諸事情により車を手放されたそうで、それ以来、異常に高めに設定するような件はありません。
たしかに、
高速道路などを走る場合は高めに設定をする。
燃費などの配慮で環境対応のタイヤやエコカーなどは最初から高めに設定をされている。
そういう場合を除いては、車に設定された標準値または、
高めの設定(標準値より10%ほど高め)で
走行しましょう。
限度ってものがあります。
限界ギリギリーっていうのもありますが、
余裕をもつというのも必要です。
それでは皆さん。
今日も ご安全に!
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